夢の話ですが、駐禁でレッカー移動されたのに、警察に連絡しても「そんな車知りません」とか言われて埒が開かない。
また車買うしかないのかと冷や汗かいたところで目覚め、これは車にGPS発信機を付けておけという啓示に違いないと思い、GPS発信機を調べるも、30日限定だとか、無制限やったとしても高額やとか、別途SIMカードが必要やったりとか、なかなか現実的ではない。
こんなに高いんやったら使ってないiPhoneを車に載せておいたらええんちゃうん?車に充電用USBコネクタもあるし、と思ったところで、いや、今こそAirTagを買って検証するタイミング!
GPS発信機の精度を求めなければ代用としてはあり
結論から言うと、こういう物だと割り切ればGPS発信機の代用としてはありだと思います。
AirTagの位置情報は、そのAirTagの付近にあるデバイス(誰かのiPhone等)とBluetooth接続することで捕捉します。
なので、誰かのデバイスと接続できない郊外や山中にAirTagが移動した場合、最後に位置情報を捉えたのが1時間前ということもありえます。
反面、都市部ではAirTagとBluetooth接続できるデバイスが多いので、ほぼリアルタイムで追跡可能となります。
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AirTagの主な特徴
- iPhone標準の「探す」アプリで探せる
- 「探す」アプリからAirTagの内蔵スピーカーを鳴らすことができる
- 「正確な場所を見つける」機能でAirTagまでの距離と方向を表示できる
- 紛失モードにするとAirTagを拾ってくれた人のスマホに連絡先を表示できる
- ボタン電池で1年以上使える。電池交換のタイミングで通知が届く
- IP67等級の防塵防水性能(完全な防塵、最大水深1mで最大30分防水)
- 専用ホルダーや保護ケースは多種多様
- セットアップが簡単
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AirTagに入っていたもの
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AirTagの箱の中に入っていたものは、AirTag本体と説明書のみ。AirTagの保護シートを引っこ抜くとすぐに使えます。
AirTag本体の大きさは500円玉より少し大きい程度、厚みは500円玉4枚分程度です。
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専用ホルダーや保護ケースはApple純正品やサードパーティ製など多種多様な製品が販売されてます。
上の写真は「LOOF AirTag 本革ケース」でリングはカラビナで着脱しやすく便利。6色から選べます。
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電池はCR2032というボタン電池。スーパーやコンビニで普通に売ってます。
AirTagにはPanasonicの電池がセットされてましたが、型番さえ合っていればどこのメーカーの電池でも大丈夫です。
1回交換すると、1年以上使えます。
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電池交換は簡単です。工具も不要で本体中央を押し込んで反時計回りに回すだけです。
こちらのページがわかりやすいです。
AirTagの設定方法
iPhoneの「探す」アプリで「AirTag」を追加します。
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「探す」アプリで「持ち物を追加」をタップ
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「AirTagを追加」をタップ
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AirTagに近づけます。
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AirTag発見後「接続」をタップ
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AirTagの名称を選択後「続ける」をタップ
![](https://www.fullcolors7.com/wp-content/uploads/2023/02/20221109_airtag_09.jpeg)
「このiPhoneを使用」をタップ
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AirTagの名称を「カスタム」にした場合、任意の名称を入力後「続ける」をタップ
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絵文字を選択後「続ける」をタップ
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「同意」をタップ
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設定しています・・・
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設定が完了しました
以上でAirTagの設定は完了です。
AirTagを車のどこに置くかですが、誰かのデバイスとBluetoothで接続できるなら車内のどこでも良いです。
七万猫の車はラゲージスペース下の床下収納スペースに置いてますが、特に問題なく捕捉できています。
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連絡を促す紛失モード
AirTagを見つけてくれた人から連絡が欲しい場合、連絡先のメールアドレスか電話番号を設定しておくことで、善意の第三者が連絡してくれる可能性があります。
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デバイスを選択して「紛失モード」を有効にする。
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「続ける」をタップ
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電話番号を設定する場合、電話番号を入力して「次へ」をタップ
メールアドレスを設定したい場合、「メールアドレスを使用」をタップ
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メールアドレスを設定する場合、メールアドレスを入力して「次へ」をタップ
電話番号を設定したい場合、「電話番号を使用」をタップ
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設定内容を確認し「有効にする」をタップ
まとめ
このようにAirTagは比較的安価で簡単に位置情報を捕捉できるため非常に便利な反面、悪意の第三者が狙った人のカバンやコートなどにAirTagを入れておくだけでターゲットの自宅が特定される可能性があります。
Apple社も悪用方法を認識しているようで、自分が認識していないAirTagが一定期間近くにあると、その存在を通知する機能があります。でも一定期間というのは数日レベルなので既に自宅が特定された後の祭りな可能性もあるし、本記事のように盗難防止目的の場合、通知されたら犯人にAirTagだけをどこかに移動され、仕込んだ意味がなくなります。
設定で通知できなくするとストーカーに利することになるし、Apple社としてはなかなか難しいジレンマですが、もしアップデートするとしたら犯罪抑制の方向になるのは確実と思われるので、そうなった場合、本記事での車の盗難防止目的では使えなくなりますね。
GPS発信機のような秘匿性も精度もないが、過剰な期待をしなければ代用としては十分使える。と言ったところでしょうか。