甲子園球場でのプロ野球中継で「あれ?マウンドの真上から撮ってるみたい!」と話題の映像を知っていますか?
ドーム球場ならマウンドの真上にもカメラを設置できそうですが、甲子園球場のマウンド上空には撮影するカメラはないのにどうしてそんな不思議な映像が撮れるのか、その魅力と仕組みをわかりやすく解説します。野球好きの人も、スポーツ映像に興味がある人も、ぜひ読んでみてくださいね。
上空からの映像って、どこが魅力なの?
この映像の一番の魅力は、なんといってもその迫力です。ピッチャーがボールを投げる瞬間も、バッターがボールを打ち返す瞬間も、いつもと違う角度で見られます。ボールの速さや、選手の動きがよくわかるので、とてもリアルに感じられます。テレビ中継でもたまにしか放映されませんが、いつもテレビで見ている映像とは、全然違って面白いですよ。

どうやって「真上から」見えるように撮っているの?
マウンドの真上にカメラがあるわけではなく、甲子園球場の銀傘と呼ばれる屋根の中央、赤丸の位置に特別なカメラが設置されています。このカメラが高い位置からマウンドの方に向けて撮っています。

カメラの高さは約30m!(マンション約10階相当)だそうです。

「【公式】阪神甲子園球場」さんのツイートはこちら → https://x.com/enjoy_koshien/status/1253500877941338112
マウンドの真上からの映像と思ってましたが、よく見るとピッチャーの顔や背番号が見えたりしてるので、銀傘にあるカメラの斜め上からのズーム画像に見えますね。

ピッチャーの後ろには散水栓のマンホールや、何やら工具っぽいのが置いてありますね。マウンドは傾斜があるので打球がマンホールに当たることはないと思いますが、選手がつまづいたりしないのか心配になります。
映像技術のおかげで野球がもっと面白くなる!
この映像技術は、ピッチャーの投球フォームの細かいところまで見えやすいです。また、バッターがどこを狙っているのか、などもいつもより分かりやすいかもしれません。映像の視点が変わるだけで、野球の試合が何倍も楽しくなりますよ。
これからも、技術が進むことで、もっと色々な角度からの映像が見られるかもしれませんね。新しい映像に注目するのも、野球の楽しみ方の一つになりそうです。
まとめ
甲子園球場で見られる「マウンド真上からのように見える映像」は、高い位置からの撮影技術によって実現しています。実際にマウンドの上にカメラはなくても、まるで真上から見ているような迫力が楽しめます。この特別な視点のおかげで、野球中継がさらに魅力的なものになりました。次に試合を見るときは、その映像にも注目して、迫力を感じてみてくださいね。